Eメールニュース No. 111 2023年10月 2日
特定非営利活動法人北海道自然エネルギー研究会
今年の夏は気温が観測史上最も高くなり,経験したことのない暑さが続きましたが,皆さんはいかがお過ごしでしょうか。5月8日からコロナもインフルエンザ並みの5類に移行され,多くの場所でマスクを外すことができるようになりましたが,学校の夏休み明けから再び猛威をふるい,学校・学級閉鎖もおきました。インフルエンザも同時に流行しており気が抜けません。会員の皆様も十分にお体に気を付けてお過ごしください。
6月の総会で,藤本新会長をはじめとして新執行部が決まりました。また,コロナ禍で実施をできなかった秋の現地見学会・シンポジウムを登別温泉で開催することにいたしました。是非ともご参加ください。
新会長に藤本和徳氏
会長挨拶 藤本和徳
2023年6月の「総会」におきまして、日下哉前会長に引き継いで会長をやらせてもらうことになりました。当会はエネルギーや環境等に関心を持ち、認識を深めることを目指している人たちの集まりで、自然エネルギーの普及に伴う活動を行ってきました。
近頃、宮城県では、森林での太陽光・風力・バイオマス発電の開発を抑制するため、区域を定め事業者から税を徴収する条例を成立させたそうです。これからは、自然エネルギーのマイナスの要素、反対される方の考えにも耳を傾け、普及だけでなく課題への対応も重要と考えております。会員の皆様は、普及や課題について現状や考え方を検討し、公表することで、自分自身並びに会の向上に寄与すると考えます。
10 月28 日(土)〜10 月29 日(日)現地見学会・シンポジウム
登別自然を守る会との共催で
会場;登別温泉周辺およびヌプル(登別駅横)
28 日(土)9:00 ころ 札幌発
11:30 登別温泉にて昼食(会場:わかさいも登別東店)
13:00 新登別大橋駐車場集合(トイレあり)
現地見学会(案内者:荒川昌伸)
@ 新登別大橋と大規模太陽光発電施設の遠望
A 上登別の大規模太陽光発電施設の建設予定地
15:00 ころ見学会終了し、新登別大橋で車を回収
ヌプル(登別駅横)に移動
15:30 シンポジウム(会場:ヌプル)
テーマ「登別の自然環境と自然エネルギーの活用」
―大規模太陽光発電施設の問題点と地熱エネルギーの可能性―
座長:浦野愼一(NPO 北海道自然エネルギー研究会)
1.現地報告T 大規模太陽光発電施設の現状と課題
:荒川昌伸(登別自然を守る会事務局長)
2.地報告U 登別自然を守る会の活動
:米田登美子(登別自然を守る会監事)
3.登別温泉周辺の地形・地質と気象
:日下 哉(NPO 法人北海道自然エネルギー研究会)
4.登別温泉の特徴と歴史
:藤本和徳(NPO 法人北海道自然エネルギー研究会会長)
5.地熱エネルギー活用の現状と課題
:池田隆司(NPO 法人北海道自然エネルギー研究会)
18:00 懇親会(登別グランドホテルの夕食バイキング会場)
宿泊(登別グランドホテル)
参加費:16000 円(宿泊費・懇親会費含む、昼食代別)
申込み・問い合わせ:研究会事務局 日下まで