2025年11月20日

Eメールニュース No.121 2025年11月10日

Eメールニュース No.121 2025年 11月10日
特定非営利活動法人北海道自然エネルギー研究会


NPO法人北海道自然エネルギ−研究会
2025年現地見学会終了


2025年現地見学会・清水町美蔓バイオガスプラント
 現地見学会は,10月18〜19日の1泊2日,11名の参加で実施しました。
 1日目は十勝清水バイオマスエネルギー(株)の「清水町美蔓バイオガスプラント」を見学しました。管理運営を行っているフロー(株)の須藤貴宜代表取締による見学中と見学後の説明があり,参加者全員が関心を示す大変興味深い見学会でした。プラントのフローを簡単に説明いたします。
9軒の農家から乳牛(約2000頭)の糞尿を毎日約160t収集し,調整槽,殺菌槽を経て発酵槽(2槽で5813m3)に送られる。糞尿を毎日収集するのはフレッシュなほどガスの発生量が多いためだそうです。発酵槽内で発生したバイオガスは,除湿され,さらに硫化水素が除去され,ガス貯留タンク(1400ⅿ3×1棟)に貯められる。バイオガスの組成は60%がメタンで,残りのほとんどは二酸化炭素です。バイオガスはバイオガス発電機(400㎾×2台)に送られ発電し売電されます。また,別のバイオガス発電機(100㎾×1台)に送られ発電し,施設内使用電力の一部が賄われています。発酵槽内のバイオガス発生後の糞尿液は,固液分離棟に送られ分離され,固体は敷料として再生敷料棟に保管,液体は液肥として液肥貯留槽に保管され,それぞれ利用されています。糞尿からエネルギーを取り出し,さらに,ほとんど臭いの無い肥料を作り出す,一石二鳥のシステムでした。
見学の後は,足寄町にある北海道が運営する青少年体験活動施設「ネイパル足寄」に宿泊,2食付きで大変低廉な施設でした。食後の懇親会は別室を用意してくれ,恒例の各自の挨拶で盛り上がり,北大農学部から来られていたトンボとザリガニの研究学生と交流し,楽しい時間を過ごしました。
 2日目は,雌阿寒岳(1499ⅿ)の麓の標高650ⅿにあるオンネトー湯の滝の見学を計画しました。車を降りてから約1.4q徒歩で到着ですが,徒歩始まりの場所まで行くと,9月の大雨と強風とで歩道が危険となり立ち入り禁止ということでした。実は,雌阿寒岳は火山活動が活発になり,9月15日から噴火警戒レベルが1から2に引き上げられたこと,また山道を歩く体力的不安もあり,見学断念は一同,受け入れました。ちなみに,オンネトー湯の滝とは,雌阿寒岳からの溶岩流の亀裂から湧出した温泉水が滝をなしているもので,マンガンの含有量が多く,付近のマンガン鉱は温泉水からの沈殿物と考えられています。

2025年拡大理事会と忘年会を12月に開催予定
 例年,年末に行っております拡大理事会と忘年会を12月に行いたいと思います。日程や会場は後日調整して連絡いたします。拡大理事会はどなたでも参加できます。非会員であってもオブザーバー参加ができますので、友人・知人を誘って是非とも参加下さい。来年度事業の骨格は,この拡大理事会で決定されますので,ご意見や企画のある方は是非とも参加ください。
 会誌「北海道 自然エネルギー研究No.20」の原稿を募集中です。論説のほか,会員の声など自由に主張・解説・紹介できるページもありますので,ぜひ執筆ください。なお,原稿締め切りは1月末です。詳細は浦野編集委員へお問い合わせください。
posted by 事務局 at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ
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